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about us

【創業の経緯と看多機への思い】


 代表である山田は、2009年から調布市で「訪問看護ステーション エルハートナースケア」という訪問看護事業を行ってまいりました。医療ニーズが高い方への訪問看護も多く、在宅でのお看取りも数多く経験させていただきました。その中で、自宅で過ごしたくても、医療処置があると在宅生活は無理だと諦めていたㇼ、終末期になったら入院するものと思っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいました。また、医療ニーズが高いと、デイサービスやショートステイを探してもなかなか見つからず、有料老人ホームや特養も入りにくく、行き先が老健や療養型となるケースも多々見てきました。とはいえ、訪問看護や訪問介護のサービスだけでは、一日の限られた時間を「点」で支えるのが精一杯な現実もあります。住み慣れた愛着ある我が家でずっと過ごしたい、過ごさせてあげたいと思っている方たちへの支援をするためにはどうしたら実現できるかをずっと考えてきて、やっと看多機という制度にたどり着きました。
 

 看護小規模多機能型居宅介護、通称「看多機(かんたき)」は、訪問看護・訪問介護・デイサービスの機能、ショートステイの機能の4つのサービスを定額で利用できる画期的な介護保険サービスです。通ってきても泊まってもうちにいてもなじみの顔を見かけることができます。一つの事業所で利用者様の全体像に合わせてサービスを柔軟に組み合わすことができ、情報も早く正確に伝わります。それにより、完治しない病状や状態と、どう向き合い、どう過ごすか、最後は施設なのか、病院なのか、自宅なのかを考えるときの選択肢の一つと成り得るのではないかと思いました。医療ニーズが高いと受け入れ先の場所が限られてきますが、看多機は自宅で過ごしたいと思っている方たちにとって、生活を楽しめる場所としても機能し、介護者の仕事や趣味や日常生活を続けることの手助けになるとも思いました。
医療や看護介護の専門従事者が綿密に連携して行う看多機は、 高齢化社会に生きる方たちの生活の質の向上が期待できます。本人がどのように生活をして、どんな最後を迎えたいのか、その気持ちに寄り添い、多職種が一体となって全力で支援することが可能となります。

 

 例えば、通いを利用し、通う負担が大きくなったら訪問中心に切り替え、心配なときには、泊まりを利用することもできる。最後は家でも看多機でも看取れるのです。
 調布に看多機ができることで、ご家族もご自身の人生も大事にしながら、折り合いをつけて介護できるよう、手厚いサポート体制ができると考えました。そしてこれまで多くの方が諦めていた在宅療養の限界点を高めることが期待できるのではないかとも考えました。また、病院から退院してくる際に退院後の生活が不安な方の、在宅へ移行する際の一時的な受け入れ先としても期待できると思います。

 

 看多機のサービスを提供するにあたり、まずは、その根底を支える介護従事者の充実がマストの課題でした。お世話になった調布市の方たちのためにも何年かかっても調布の医療介護を担う中心の施設を一緒に作りたいという思いに賛同して下さり、今までの知識や経験を活かしたいと寄り添って下さる方がいたことで、創設の第一関門を突破しました。また、創設するにあたり、たくさんの方に相談をし、お知恵をいただき、あたたかいご助言をいただき、共に歩んで、支えてもらっています。今までもこれからも多くのサポートがあってこそ成り立っていくと思っています。本当に嬉しく感謝しかないです。
株式会社エルスマイルの意味は、私たちが提供するケアで、職員も利用者も地域もエルサイズの笑顔になる!という思いを込めました。これは基本方針である三方良しの考え方にもつながります。

 

 「医療対応ホスピタリティケア にじいろハート」という事業所名は、どんな施設なのかが見てわかるように考えました。名の通り、医療ケアが対応できるホスピタリティに溢れた施設を意味します。そして、利用者も職員も様々なニーズや多様性、個性を尊重し、どんなに重症でも家で過ごせる、最期まで地域で過ごすことができるということを、医療と介護の架け橋、地域への架け橋になることで伝えたいという意味が込められています。
 そのためにも職員の知識や技術の向上を目指していきます。会社としては、若い世代からも困っている人を助ける介護職はかっこいいなと思ってもらえるような職場にしていくことも目標です。利用者様も職員にとっても「にじいろハート」を明るく楽しい居場所していくことも大事なことだと思っています。
 利用者様が通う場としても、洗練され、居心地がよくホスピタリティに溢れた場所にしていきたいと強く思っています。そして地元企業の使命として、介護を必要とされる方、またそのご家族が昼も夜も安心できるような総合的な支援ができるよう
努力していきたいと思っています。何よりも地域の方に頼られ、愛される施設にしたいと思っています。
 

 一緒に働きたい方、看多機に登録したいご利用者様、ご家族様、相談してみたい方、地域の病院、診療所、ケアマネジャー様、どうぞご遠慮なくご連絡ください。

どうか今後とも、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。


株式会社エルスマイル 
代表取締役 山田伸子


【経営理念】
〇調布市民の皆様に、質が高い最良のサービスが提供でき、ご家族や地域の皆様方に信頼され愛される事業を目指します。


〇法令遵守に努め、安定した経営基盤を構築いたします。事業の経営効率を高めるよう努めるとともに、地域の高齢者介護のニーズに応えた事業の拡充に取り組み、自主的で自立的な経営を目指します。


【運営理念】
自宅または看多機で、健やかに生き、安らかに逝くために支援します。
私たちは、利用者様に寄り添い、癒し、治し、看取るをモットーとします。高齢者や病気を抱える人たちや介護をされている方々の思いや願いは様々なものがあります。私たちは一人ひとりの喜びや辛さや悲しみを受け止め、どんなことも分かち合い、最後の一瞬まで願いが叶えられる方法を共に探し続けます。


【行動指針】
親身・誠実・感謝・洗練
私たちは、一人一人の利用者様、職員、出会う人全てに、感謝の思いを持ち、親身で誠実な対応をしていきます。
上質で洗練されたパーソナルケアが提供できるように工夫をしていきます。


【基本方針】
〇三方よしの考えで支援します。

 

利用者よし
● 仕事と介護の両立を支援します。在宅での療養を望まれる、ご利用者とご家族の思いに向き合い、その意思を尊重し、心を込めて支援します。 ご利用者様とご家族が、在宅で安心して療養生活を送れるよう、看多機では、看護職と介護職が連携して利用者のケアにあたります。利用者様にとって高品質で多様なサービスを提供できる会社にします。

 

社員よし
● やり甲斐ある職場で社員の思いを自己実現できる会社にします。職員の育成と働きやすい職場環境づくりに努めます。 関連会社には訪問看護ステーションもあり、社員にとって、多様な働き方が提案できる会社にします。


社会よし
● 地域連携を図り、在宅療養の中核として社会に貢献します。 在宅介護の地域連携を図って、在宅療養の中核としての使命を果し、地域包括ケア推進に一翼を担っていきます。この会社の活動で社会が少し明るくなり、希望を持ち、輝く人を増やします。

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